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SAFET Blog

Collage of images with fish, boats, and nets
1/15/2026

SAFET, 持続可能な漁業管理と海洋保護に資する主要技術に関する報告書を公開 成功事例を紹介するプラットフォームも同時に開始

「オーシャン・ディケイド」の折り返し地点にあたり、SAFETの報告書『海洋分野における第4次産業革命(The Fourth Industrial Revolution at Sea)』は、より持続可能な漁業と健全な海洋生態系の実現に寄与し得る10以上の主要技術に焦点を当てています。 意思決定者は、SEA-TECH-IN-MOTION プラットフォームおよびデータベースを通じて、これらソリューションの実環境での導入事例やケーススタディを調査できるようになりました。 ロンドン(英国)— 2026年1月15日 — 本日、技術ソリューション提供者と水産物・漁業分野のニーズとの橋渡しを行うグローバルな非営利イニシアチブ SAFET(Seafood and Fisheries Emerging Technologies)は、新たなインサイトブリーフとして『海洋分野における第4次産業革命:新技術が漁業および海洋環境のより持続可能な管理を可能にする』を公開しました。 本報告書では、現代の多様な技術が、持続可能な漁業に関するユースケースを支援し、海洋環境のより適切な管理に寄与している点を強調しています。あわせて公開されたSAFETのコンパニオン・データベース SEA-TECH-IN-MOTION では、水産・漁業分野における実環境での技術導入事例および成功事例を紹介し、当該技術への認知向上と信頼の強化を図っています。 本報告書とプラットフォームは、本分野が転換期を迎えた年の総括としての発表となります。2025年には持続可能な水産物の売上が過去最高を記録しました。この成長の背景には、消費者意識の変化があります。調査によれば、欧州の購買者の38%と北米の購買者の42%が購買判断において持続可能性を重視しています。 進展は見られる一方で、水産・漁業産業を取り巻く課題は依然として残っています。例えば、漁獲される魚の5匹に1匹は、IUU漁業(違法・無報告・無規制漁業)によるものであり、世界経済に毎年数十億ドル規模の損失をもたらしています。また、漁業に伴う混獲、つまり、意図せず捕獲される魚類・海洋生物は、引き続き深刻な問題です。さらに、レストラン、マーケット、鮮魚店等で取り扱われる水産物の約40%に誤表示が存在するとされています。 水産物サプライチェーンにおける透明性と検証可能性は、これまでになく重要性を増しています。また、世界が2030年までに海洋の少なくとも30%を保護するという国際目標の達成に向け前進する中で、SAFETのインサイトブリーフは重要な指針を提供します。本報告書では、持続可能な水産物サプライチェーンの構築と海洋環境の保護を進めるうえで重要となる4つの主要テーマを以下にまとめています。 持続可能な水産物プログラムにおける透明性と消費者の信頼 混獲および合法漁業に伴うその他の負の影響の低減 IUU漁業の排除および違法漁獲物のサプライチェーン流入防止 海洋生態系の持続可能な管理・保護および取り締まりの強化 さらに本報告書では、より持続可能な海洋生態系の管理を支援し、違法漁業およびその有害影響を抑制し、混獲をはじめとする望ましくない影響を低減し、水産物サプライチェーンの透明性・追跡可能性および消費者の信頼を向上させるための10以上の主要技術を取り上げ、具体例とともに解説しています。対象技術には、電子モニタリングおよび電子ログブック、船舶追跡ソリューション、トレーサビリティ・システム、AI/機械学習の応用、混獲削減システムなどが含まれます。  SAFETは、本報告書による技術の認知向上に加え、SEA-TECH-IN-MOTION を通じて、これらソリューションの実環境での導入を可視化し、広く紹介しています。本プラットフォームおよびデータベースは継続的に更新され、新たな導入事例や成果の変化が定期的に公開されるため、分野全体の動向に即した最新情報を提供します。商用実装の事例を特定し、学べるようにすることで、SAFETは、これらプロジェクトを再現・展開し得る意思決定者の信頼醸成を後押しします。…

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